肌の老化とシワ

加齢肌と戦うためのスキンケアは、女性にとって永遠のテーマかもしれません。

年齢を重ねると同時に、お肌も老化します。
シミやくすみ、くまが取れにくくなったりなど、それまでと違った、それまでには無かった様々な症状が
表われはじめます。 加齢によって起こるシワも、人体の構成上、避けられない症状のひとつです。

まず、肌の構造と構成物質から考えてみましょう。

人の肌は大きく2つ、表皮(目に見える肌の露出部分)と真皮層(一般的にお肌の奥と呼ばれる内側の部分)
から成り立っています。
簡単に説明すると、表皮層は肌の潤いを保つ部分で、真皮層は肌の弾力を保つ部分と考えても良いでしょう。

表皮には肌のキメとなる角質層も含まれていて、この角質層はおよそ1ヶ月のサイクルで
ターンオーバー(生まれ変わり)を繰り返しています。
しかし年をとるにつれてこの角質層は徐々に厚みを増していき、その結果ターンオーバーが遅くなり、
保湿機能が衰え、みずみずしいお肌を保つための水分量も減少します。
真皮層と呼ばれる肌の奥の部分では、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力を保っている成分があります。
このコラーゲンなどの物質も、年をとることで減少していくのです。
そうすると肌のハリが失われ、重力に負けてたるんでところに紫外線に当たると、それが固定され、
シワになってしまうのです。

肌の老化と紫外線

紫外線は、今までにお肌に当たってきた量などによっても影響してきます。
また喫煙の習慣があるかどうか、さらには睡眠時間の量など、さまざまな要素もシワの量や程度に影響してきます。
例えば、ビタミンCは肌への有効成分として認知度が高いのですが、これは抗酸化作用
(お肌の酸化・老化を防止する効果)や、コラーゲンを生成したり、傷付いた細胞を修復する作用があるためです。
しかし喫煙は、そのビタミンCを破壊してしまうのです。

また、普段の表情のクセなどもシワには大きく影響を与えます。
「笑いジワ」など微笑ましく感じるものもありますが、イライラが続いて眉間によったシワ…
なんてものは困りますね。

つまり、シワの原因になるものは、加齢による自然現象的なものと、長年にわたる生活習慣であるという
ことになります。しかし、加齢による自然現象的なものは仕方がないとしても、生活習慣のほうは自分の
意思で変えることが出来ます。

加齢によって減少してしまったコラーゲンやエラスチン、水分量の減少に関しても、
現在ではそれらをカバーするための化粧品やサプリメントがたくさん発売されていますから、
それらの助けを借りることが出来ます。
化粧品には、肌別のほかに年齢別になっているものもあります。いくら有効成分であっても、
過剰摂取になると別のトラブルを招いてしまう恐れもあるからです。
同じことはサプリメントにもいえますので、自分の肌や体に合ったものを調べたり、
相談するなどして選んだ方が良いでしょう。

「年だから仕方ない」と全てを加齢のせいにして諦めてはいないでしょうか?
適切なケアによって、シワが深く刻みつけられるのを防いだり、遅らせることが出来るのです。

現在の生活習慣を振り返って、肌の老化を早めてしまっていないか、今の自分に必要な努力が出来ているか、
出来そうな事からはじめてみるのも良いでしょう。